身のまわりの整理整頓をしやすくなるような環境構成

身のまわりの整理整頓をしやすくなるような環境構成

身のまわりの整理整頓を子どもたちがしやすくするためには、保育士が環境構成を工夫することが大切です。環境構成を工夫して、少しでも子どもが整理整頓しやすいように心がけましょう。

おもちゃ編

保育室内で特に整理整頓が必要なのが、おもちゃです。子どもたちが自分たちで日頃より整理整頓をしながら遊べるように、保育士は環境構成を工夫する必要があります。

  • 片付ける場所が一目でわかるように、棚におもちゃの写真などを貼っておく
  • パズルはピースの紛失を防ぐために、片付ける前に必ず1度完成させて全てのピースが揃っていることを確認してから片付ける
  • 異なるおもちゃが片付けの際に混ざらないように、それぞれ異なる箱を用意する
  • ブロックなどは、箱にしっかり収まるように必要に応じて一度崩してから片付ける
  • 片付け忘れのおもちゃがないように、片付け後は一度机や椅子なども片付けて、保育室内を簡単に清掃する
  • 壊れたおもちゃや破れた絵本などがある場合は、保育士がその都度修理を行う

おもちゃの整理整頓を日頃から保育士と一緒に子どもたちが行うことで、その他の活動においても整理整頓を心がける習慣が身についていきます。

「クラスのものはみんなのもの」という認識を子どもたちと一緒に抱き、身のまわりのものをみんなで大切に扱うようにしましょう。

生活編

保育園に通っている子どもたちは長い時間、園内で過ごします。そのため、子どもたちが身のまわりの整理整頓を少しでも身に付けることができるように、生活面においても保育士は環境構成を工夫する必要があります。

トイレ

  • ちぎれたトイレットペーパーが床に散乱していないように常に気を付け、必要に応じて掃除をする
  • 便器に汚れなどがあった場合はすぐに保育士は掃除をし、清潔を保つ

手洗い場

  • 手洗い時のハンカチは、友達のものと混同しないように一人ひとりの仕切りがあるような専用の容器などを用意する
  • 手洗い場が水浸しにならないように床が濡れている際はその都度保育士は拭き、できるだけ濡らさずに使用できるように床にマットなどを敷いておく

給食

  • ナフキンやお箸セットなどの配置方法を丁寧に伝え、子どもたちが自分で準備できるように1人ずつ準備するのに十分なスペースを用意する
  • 食べ終わった後の食器を自分たちで片付けやすいように、空いたテーブルなどに返却スペースを用意する

午睡

  • 着替えた衣服を一人ひとりがきれいに畳んで保管できるように、かごを用意したり椅子を並べたりする
  • 布団を敷く際はきれいに並べて敷き、敷布団と掛け布団を丁寧に敷く

身のまわりの整理整頓を日頃から心がけていくことで、知らない間に子どもたちの習慣となり整理整頓がどんどん身についていきます。保育士自身がまずは環境構成を日頃より整えて、子どもたちが整理整頓の習慣を身に付ける助けをしましょう。